「検索結果に表示されるタイトルが、自分で設定したtitleタグと違う」——これはGoogleが意図的にタイトルを書き換えているためです。2021年以降、Googleはこの書き換えを積極的に行うようになりました。

Googleがタイトルを書き換える理由

Googleは以下の場合にtitleタグを変更することがあります。

titleタグとH1の内容が大きく乖離している:titleには「SEO対策ツール | 株式会社〇〇」と書き、H1には「サイトを分析するWebツール集」と書いているような場合です。Googleはページのメインの見出しをより正確なタイトルと判断することがあります。

タイトルに検索クエリとの関連性が低い:ユーザーが検索したキーワードに対して、titleの内容が的外れだとGoogleが判断した場合、本文から関連する部分を抜き出してタイトルとして使います。

タイトルが過剰にキーワードを詰め込んでいる:「SEO 対策 無料 ツール おすすめ チェック 確認 方法」のように不自然にキーワードを羅列したタイトルは書き換えられやすいです。

タイトルが短すぎる・長すぎる:極端に短い(10文字未満)または長い(65文字超)タイトルも書き換えられることがあります。

サイト名・ブランド名ばかり:「株式会社〇〇 | 株式会社〇〇公式サイト」のようなブランド名が重複した構成も対象になります。

書き換えられたかどうかの確認方法

自サイトのタイトルが書き換えられているかは、以下の方法で確認できます。

Googleサーチコンソールで確認:「検索パフォーマンス」→「検索結果」で実際にSERPに表示されているタイトルを確認できます。

実際に検索して確認site:yourdomain.com でサイト内のページをGoogle検索し、表示されるタイトルを確認します。

SERPプレビューツールで確認:URLを入力すると、ページのtitleタグとH1タグを取得し、実際のSERP表示に近いプレビューを表示します。

書き換えを防ぐための対策

titleタグとH1を一致させる(または近づける)

Googleが書き換えをする最大の原因は「titleとH1の乖離」です。最も効果的な対策は、titleタグとH1をほぼ同じ内容にすることです。

良い例

title: DNSレコード確認ツール
H1:   DNSレコード確認ツール
書き換えられやすい例
title: DNS確認・チェック | 無料ツール | 株式会社〇〇
H1:   DNSレコードを一括確認する
### 文字数を適切な範囲に収める

SERPでのタイトル表示はピクセル幅(約600px) で制限されます。日本語(全角)では概ね28〜35文字が収まる目安です。

文字数だけでなく、実際のSERP表示幅でプレビューを確認することを推奨します。SERPプレビューツールでは入力したURLのtitleタグを取得し、実際の表示イメージを確認できます。

主要キーワードを前半に配置する

タイトルが切れた場合でも重要な情報が伝わるように、メインのキーワードをタイトルの前半(冒頭から20文字以内)に配置します。

良い例DNSレコード確認ツール|A・MX・TXTを一括チェック 悪い例株式会社〇〇が提供するDNSレコードを確認するためのツール

パイプ(|)や区切り文字の使い方

「メインのキーワード | サブキーワード」「メインのキーワード - サイト名」という構成は一般的です。Googleはパイプや区切り文字を認識してブランド名部分を分離することがあります。

サイト名はGoogleが自動的に末尾に付与するケースも増えています。titleに手動でサイト名を含める場合は文字数を圧迫しないよう注意します。

ページ内容と一致させる

タイトルはページの内容を正確に反映している必要があります。「無料」と書いてあるのに有料機能しかないページ、「初心者向け」と書いてあるのに内容が上級者向けのページは書き換えられやすいです。

書き換えは完全には防げない

Googleは「ユーザーにとってより役に立つタイトルを表示する」という判断を優先します。そのためtitleタグをどれだけ最適化しても、Googleが書き換えると判断した場合は変更されます。

重要なのは「書き換えられないようにする」ではなく、titleとページ内容の整合性を高め、Googleが書き換えたくなる理由を排除することです。