--- title: "UTMパラメータの使い方|Google アナリティクスで流入元を正確に計測する" description: "UTMパラメータの仕組みと設定方法を解説します。utm_source・utm_medium・utm_campaignの使い分け、Googleアナリティクスでの確認方法をまとめました。" date: 2026-05-09 tags: [UTM, Googleアナリティクス, 広告, Web解析] related_tools: [utm-builder, http-status] draft: false --- 「このSNS投稿から何人来たか」「メルマガとWeb広告、どちらの流入が多いか」を正確に計測するには、URLにUTMパラメータを付与する必要があります。Googleアナリティクスと組み合わせることで、流入チャネルごとの行動データを詳細に把握できます。 ## UTMパラメータとは UTMパラメータはURLの末尾に付けるクエリ文字列で、Google アナリティクス(UA/GA4)がどのリンクから来たかを識別するための仕組みです。 ``` https://example.com/page/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=spring2026 ``` `?` 以降の `utm_source=...` の部分がUTMパラメータです。 ## 5つのUTMパラメータ | パラメータ | 用途 | 例 | |---|---|---| | utm_source | 流入元(どこから来たか) | google, newsletter, twitter | | utm_medium | 流入手段(どんな方法か) | cpc, email, social | | utm_campaign | キャンペーン名 | spring2026, newuser | | utm_term | 検索キーワード(主に広告用) | キーワード名 | | utm_content | 広告やリンクのバリエーション | banner_a, text_link | 必須は `utm_source` のみですが、`utm_medium` と `utm_campaign` もあわせて設定するのが基本です。 ## 実際の設定例 ### メルマガ ``` https://example.com/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=2026may ``` ### SNS(Twitter/X) ``` https://example.com/?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=blog_share ``` ### Google 広告 Google 広告では `{lpurl}` にValueTrackパラメータを使った自動付与が一般的です。 ``` {lpurl}?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=brand&utm_term={keyword} ``` ## 命名規則を統一することが重要 UTMパラメータは **大文字・小文字を区別** します。`utm_source=Twitter` と `utm_source=twitter` は別チャネルとして集計されます。チーム全体で命名規則を決め、スプレッドシートなどで管理することを強く推奨します。 **推奨ルール**: - すべて小文字を使う - スペースはハイフン `-` またはアンダースコア `_` に統一する - 略語ではなく意味のわかる名称を使う ## Googleアナリティクスでの確認 GA4では「集客 → トラフィック獲得」レポートでUTMパラメータ別の流入を確認できます。`utm_campaign` の値はキャンペーン、`utm_source / utm_medium` はセッションのデフォルトチャネルグループの算出にも使われます。 ## 注意点 - SNS投稿のURL短縮サービスによってはパラメータが消えることがある - 自サイト内でUTMを付けてリンクすると参照元が上書きされ、内部流入が外部流入として計測されてしまう(内部リンクには使わない) - UTMパラメータはURLに表示されるためユーザーにも見える。過度に長いキャンペーン名は避ける [UTMパラメータ生成ツール](/utm-builder/)を使えば、ミスのないURLを簡単に生成できます。