WHOIS(フーイズ)はドメイン名の登録情報を照会するプロトコルとデータベースの総称です。ドメインの所有者・登録期間・ネームサーバーなどを誰でも確認できます。
WHOISでわかること
| 情報 | 内容 |
|---|---|
| 登録者情報 | 組織名・氏名・所在地(非公開の場合あり) |
| 登録日 | ドメインが初めて取得された日付 |
| 有効期限 | ドメイン登録の期限(更新しないと失効) |
| 更新日 | 最後に情報が更新された日付 |
| ネームサーバー | DNSを管理しているサーバー |
| レジストラ | ドメインを登録した事業者 |
| ステータス | ドメインの状態(移管ロックなど) |
WHOISを使う主な場面
ドメインの有効期限確認
取得したドメインの更新期限を把握するために使います。期限切れで失効するとサイト・メールが停止します。重要なドメインは定期的に有効期限を確認する習慣をつけましょう。
移管時の登録者情報確認
ドメインをレジストラ間で移管する際、登録者のメールアドレスが有効かどうかを確認する必要があります。WHOISで登録情報を事前に確認しておくとスムーズです。
ネームサーバーの確認
サーバー移行やDNS設定変更後に、ネームサーバーが正しく更新されているか確認できます。
不審サイトの調査
フィッシングサイトや不正なメールの送信元ドメインがいつ登録されたかを確認する際にも使われます。取得直後(数日以内)のドメインは詐欺に使われやすい傾向があります。
WHOIS情報の読み方
| フィールド | 意味 |
|---|---|
Creation Date | 取得日 |
Registry Expiry Date | 有効期限 |
Updated Date | 最終更新日 |
Name Server | DNSを管理するネームサーバー |
Domain Status: ok | 通常状態 |
Domain Status: clientTransferProhibited | 移管ロックがかかっている |
WHOIS情報が非公開のケース
GDPRや個人情報保護の観点から、個人のドメイン登録者情報は「代理公開」(プライバシー保護サービス)によって隠されているケースが増えています。
Registrant Organization: Privacy Protection Service
Registrant Email: proxy@privacy-service.example
このような表示の場合、実際の登録者情報はレジストラが管理しており、法的手続きを経なければ開示されません。
WHOISとRDAPの違い
RDAPは WHOISの後継プロトコルです。JSONで構造化されたレスポンスを返し、HTTPS対応で安全に情報取得できます。現在はRDAPが推奨され、多くのレジストリがRDAPへ移行しています。
WHOISチェックツールでは、ドメイン名を入力するだけで登録者情報・有効期限・ネームサーバーを確認できます。RDAPドメイン検索ツールではRDAP形式でより詳細な情報と関連TLDの空き状況も確認できます。