画像を送った後に画質が落ちたら、画面上のプレビューではなく、送信前後のピクセル寸法とファイル容量を比べます。数値が小さくなっていれば、保存または送信の途中でリサイズや圧縮が行われています。

元データを渡したい場合は、写真として貼り付けず、ファイル添付または原寸で保存したクラウドの共有リンクを使います。すでに荒くなった画像を拡大しても、失われた細部は元に戻りません。

プレビューではなくファイル情報を見る

メールやチャットの画面では、表示を速くするために小さなプレビューが使われることがあります。見た目が荒いだけで、ダウンロードした元ファイルには十分な大きさが残っている場合もあります。

送信者は元画像の幅と高さ、ファイル容量を確認します。受信者にもプレビュー画面の保存ではなく、添付ファイルをダウンロードして同じ数値を見るよう伝えてください。

たとえば、送信前が4032 × 3024pxで、受信後が1280 × 960pxなら途中で縮小されています。寸法が同じでも容量が大きく減っている場合は、圧縮率が変わった可能性があります。

画質が変わる場所を分けて確認する

画像は送信ボタンを押した瞬間だけでなく、前後の工程でも変わります。書き出しから送信、受信後の保存までを比べると、設定を直す場所が分かります。

変わった段階よくある状態確認する場所
編集後の書き出し元画像より小さい寸法で保存した書き出し時の幅、高さ、品質
メールやチャットへの追加自動で圧縮またはリサイズされた送信時の「元のサイズ」「圧縮」などの選択
クラウドへの保存容量節約の設定で保存したバックアップまたはアップロード品質
受信後の保存プレビュー画像だけを保存した元ファイルのダウンロード操作

Outlookには、大きな画像を元のまま送るか、圧縮・リサイズするかを選ぶ機能があります。詳しくはOutlookの画像添付に関する公式情報で確認できます。アプリごとに表示や条件が違うため、送信前の確認画面を読み飛ばさない方が良いです。

元データはファイルまたは共有リンクで渡す

仕事の素材として使う画像は、「写真」として貼るよりファイルで渡します。印刷やデザイン修正、商品の登録などです。送信画面に「高画質」「元のサイズ」「ファイルとして送信」といった選択がある場合は、元データを保てる方法を選んでください。

容量が大きくて添付できないなら、無理に画質を下げず共有リンクへ切り替えます。相手には「プレビューではなく元ファイルをダウンロードしてください」と伝えます。共有先が容量節約の設定で画像を保存していないかも確認が必要です。

Googleフォトでは「元の画質」と「保存容量の節約画質」で保存結果が異なります。後者では圧縮やリサイズが行われるため、原寸が必要な仕事ではGoogleフォトのバックアップ品質を確認します。

荒くなった画像を拡大して上書きしない

小さくなった画像の幅と高さを数値だけ戻しても、細かな文字や輪郭は復元しません。その状態でJPEGとして何度も保存すると、圧縮による変化が重なる場合があります。

まず送信前の端末やカメラロールから元画像を探します。見つかったらコピーを作り、用途に必要な大きさへ一度だけ調整してください。Web掲載などで原寸が不要なら、画像圧縮とリサイズの方法を参考に意図した品質へ下げます。

元画像が残っていない場合は、受信者が持つファイルやクラウドの履歴も確認します。画質を補正する作業を始める前に、より大きい版が別の場所にないかを探した方が良いです。

送信前に用途を一言添える

同じ写真でも、画面確認と印刷では必要な品質が違います。送信時に「確認用」「Web掲載用」「印刷用の元データ」と用途を添えると、受信者がプレビューで済ませてよいか判断できます。

原寸で送る場合は、相手が編集しやすいファイル名も付けます。容量が大きくメールで送れないときは、添付ファイルを送れないときの確認順に沿って共有方法を変えてください。

まず元画像を複製し、送信前のピクセル寸法と容量を記録します。同じ画像をファイルとして一度だけ送り、受信後の数値と比べれば、送信時の圧縮が原因かを確認できます。