チラシ・名刺・展示会のパネル・店頭POPなど、印刷物からWebサイトへ誘導するためにQRコードは欠かせないツールです。URLを入力するだけで無料で作成でき、特別なソフトウェアは不要です。
QRコードとは
QRコード(Quick Response Code)はデンソーウェーブが開発した2次元バーコードです。URLだけでなく、テキスト・電話番号・メールアドレス・Wi-Fi接続情報なども格納できます。スマートフォンの標準カメラアプリで読み取れるため、今では印刷物とWebをつなぐ主要な手段になっています。
格納できる情報の種類
| 種類 | 内容例 | 用途 |
|---|---|---|
| URL | https://example.com/ | Webサイト・LPへの誘導 |
| テキスト | 住所・説明文など | 展示パネル・説明書き |
| 電話番号 | tel:06-XXXX-XXXX | 電話発信ボタン代わり |
| メール | mailto:info@example.com | 問い合わせ先案内 |
| Wi-Fi | SSID・パスワード | 店舗・施設のWi-Fi接続 |
| vCard | 氏名・会社・電話・メール | 名刺代わり |
QRコードのサイズと解像度
印刷物に使うQRコードは、印刷サイズとダウンロード解像度を合わせることが重要です。
| 印刷サイズ | 推奨ピクセル数 |
|---|---|
| 名刺(約2cm角) | 200px以上 |
| チラシ(約3cm角) | 300px以上 |
| A4ポスター(約5cm角) | 500px以上 |
| 展示パネル(10cm以上) | 1000px以上 |
スマートフォンのカメラで読み取るには、QRコードの最小辺が約2cm以上あることが推奨されています。それ以下のサイズでは読み取りエラーが起きやすくなります。
誤り訂正レベルの選び方
QRコードには「誤り訂正」の機能があり、コードが一部汚れていても読み取れる設計になっています。
| レベル | 訂正できる損傷 | 用途 |
|---|---|---|
| L(低) | 約7% | 屋内・清潔な環境 |
| M(中) | 約15% | 一般的な用途 |
| Q(高) | 約25% | 野外・汚れが予想される場所 |
| H(最高) | 約30% | ロゴをQRコードの中央に重ねる場合 |
ロゴをQRコードの中央に配置するデザイン(よく見るブランドロゴ入りQRコード)は、誤り訂正レベルHを使っています。
UTMパラメータと組み合わせた計測
印刷物に貼ったQRコードからの流入を Google アナリティクスで計測するには、UTMパラメータをURLに付けてからQRコードを生成します。
https://example.com/?utm_source=flyer&utm_medium=print&utm_campaign=2026spring
このURLからQRコードを作れば、「どのチラシ・ポスターから来たか」をアナリティクスで集計できます。
イベントで複数のQRコードを使う場合は utm_content でさらに区別できます。
utm_content=booth_a ← Aブースのポスター
utm_content=booth_b ← Bブースのポスター
## 動的QRコードと静的QRコードの違い
一般的なQRコードは静的です。QRコードを作った後にURLを変更することはできません。
動的QRコード(有料サービスが多い)はリダイレクトURLを経由するため、作成後にリンク先を変更できます。ただし、中間のリダイレクトサービスが停止するとQRコードも無効になるリスクがあります。
長期間使う印刷物に貼る場合は、最初から最終URLを確定させてから静的QRコードを作成するのが確実です。
QRコード生成ツールでは、URL・テキストからQRコードを即生成できます。サイズ・誤り訂正レベル・カラーのカスタマイズとPNGダウンロードに対応しています。UTMパラメータ生成ツールと連携してマーケティング用QRコードを効率的に作成できます。